インターネットライブ授業とは?

 世界の学校の様子をパソコンとインターネットを使用してリアルタイムで視聴し,同学年の児童・生徒が対話できます。

 14年度にカンボジアに派遣された亀山千景先生に,二本松訓練所での派遣前研修でライブ授業の記録を見せて頂きました。子どもたち,同年齢の外国人との出会いをface-to-face のコミュニケーションで活き活きと楽しんでいる様子がとても印象的でした。

 例えば,子どもたちに,お互いの国のどんなことに興味があるのか,どんな夢をもっているのか,などを伝え合うことによって,子どもたちがグローバルな視野をもつ機会が提供できます。

「手間がかかるなあ」「つてが少ないなあ」「費用が不安だなあ」「必要な機材やそのセッティングがよく分らないなあ」などの先生方の懸案に,派遣現職教員支援事業の研究員が対応し,バックアップさせて頂きます。ご安心下さい!

「総合的な学習の時間」 で活用できることはもちろんです。また将来的には姉妹校の締結などにも発展することが考えられます。

授業をリアルタイムで進めるのなら,日本と派遣国の時差の幅(日本の前後5時間くらいがリミットでしょうか...)も問題となりますが,必ずしも生中継にこだわらないのなら,映像をweb上に保存して,授業時間に視聴する形でのコミュニケーションもできます。


実践例 
長野県小諸市−カンボジア・バッタンバン州
 (14年度派遣 中山晴美教諭(小諸市立美南が丘小学校))

神奈川県秦野市立鶴巻小学校−バヌアツ共和国・ラカトロ初等学校
 (15年度派遣 関野貴之教諭(秦野市立鶴巻小学校)。16年度派遣 時國祐子教諭,迫田陽子教諭)

・滋賀県草津市立老上小学校−バヌアツ共和国・アンバエブル初等学校/ラカトロ初等学校
 (14年度派遣 枝重美香教諭(草津市立老上小学校)。16年度派遣 鳥居塚一登教諭,時國祐子教諭,迫田陽子教諭)