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T 日本の学校制度の概要
 戦後の教育改革により、義務教育が6年から9年に延長され、前期中等教育を担う義務教育学校として、旧制の国民学校高等科と青年学校を統合する形で中学校が設置された。中学校は、「中等普通教育を施すことを目的」とし、初等普通教育機関としての小学校教育を基礎に国民として必要な資質の育成、職業についての基礎的な知識、技能や勤労の尊重、進路選択能力の育成、社会的活動による感情の統御と公正な判断力の育成を目的としている。(学校教育法→Y−7)
 義務教育を担うことにおいて、中学校での教育内容は共通のものたることが求められるが、卒業後の進路選択や思春期における自我の形成に必要な内容を生徒に選択させるために選択教科が設けられている。
 なお公立(市町村立)中学校の管理の基本は同じ市町 村立義務教育学校としての小学校に同じである。

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