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T 日本の学校制度の概要
 学校数については、盲学校、聾学校はほとんど変わっていないが、養護学校は1979年の義務化を契機にそれ以降増え続けている。児童・生徒数については、盲学校、聾学校は1950年代に比しておよそ3分の1程度まで減少してきているが、これは児童・生徒の絶対数の減少だけではなく、医学・医療の進歩によって盲聾障害をもつ子どもの減少もある一方で、重複障害の増加により養護学校への入学者が増加してきたことにもよっている。養護学校の児童・生徒数は、その学校数と同様に1979年以降増加してきているが、義務化による未就学者の減少、解消や重複障害の増加、また新たな障害のカテゴリーの設定にもよっている。
 教員数は、3種類いずれの学校におけるその絶対数の増加だけではなく、児童・生徒数との比率においても増え続け、教員1人当たりの児童・生徒数は盲学校で1.14人、聾学校で1.37人 、養護学校で1.62人となっている。

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