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X 学級経営・生徒指導
 明治以来、「就学率・進学率の上昇」は公教育の発展を表す重要な指標であった。しかし、9年間の義務教育制度のもとでその就学率がほぼ100%に達した戦後、1950〜1970年代における高校進学率の急激な上昇とそれにともなう大学進学率の上昇のいっぽうで、「学校へ行けない」「学校に行きたくない」という児童生徒の増大現象が起きてきた。
 そのような児童生徒が目立ち始めた当初は、個人的に学校を嫌がる病の一種として「学校恐怖症」と呼ばれたこともある。しかし、その後、自ら学校への登校を拒む「登校拒否」、そしてこんにちでは「さまざまな理由で学校へ行かない」というより一般的な意味で「不登校」と呼ばれるようになっている。(不登校→U−47〜48)

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