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[ 教員資格・養成・任用・研修
 学校の自主性・自律性を確立し、自律的学校経営を構築するために校長の役割、リーダーシップの発揮がとりわけ重要になる。そこには校長像の変容がある。教育専門家としての校長から経営力とリーダーシップを持った教育事業の経営者としての力量が求められるようになった。それは学校づくりのための総合的経営力だと言ってよい。学校運営協議会の法制化は、その法制の理解だけでなく、それを運営する力量が求められる。これはこれまでの校長の力量のカタログになかったものだけに、それを学び、実践化しうる力量はまったく新しいものである。ここにこれまでと違ったスクールリーダー研修の在り方が検討されねばならない理由がある。
 スクールリーダーは校長、教頭、主任、事務長など学校でマネジメントを担っている職務にある人を言うのが普通であろう。しかし狭義には校長、教頭に限定する場合もあるし、広義には指導主事や教育長を含めて言う場合もある。中教審は、スクールリーダーは校長・教頭など特定の職を指すものではなく、指導的な教員を含めてそれらを総称する用語であるとしている。

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