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T 日本の学校制度の概要
 大学の数は一貫して増えてきたが、国立大学についてはその統合により2003年度以降減じていく。また短期大学については1995年以降、大学への転換や吸収、また廃止も含めて減少してきている。大学の学生数については、現在に至るまで増え続けてきているが、今後は進学率の頭打ちと18歳人口の減少によって減少に転じていくことは確かである。また短期大学の学生は、1995年をピークに急激に減少し、現在ではほぼ半減している。だが逆に大学院生はこの10年間で倍増し、専門職大学院の開設等もあって増加傾向にある。
 教員数については、学生数との比率において、国公立と私立との格差が大きい。国立が教員1人当たり学生10.2人、公立が同じく10.8人であるのに対して、私立は24.6人となり、国公立の教員が大学院担当を兼任する率が高いことや私立が文系学部の多いことを考えても 、問題を残している。

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