1 | “[ 教員資格・養成・任用・研修” | 前のスライド | 次のスライド | ENGLISH |
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教師は、人間がこれまでの営みの中で創造し、蓄積してきた科学・芸術・文化を子どもの発達段階に応じて編成した教育的価値を教育内容とし、それを子どもに教え、子どもはそれを学ぶことによって将来の職業を選択し、また生活を設計する能力を身につける役割を持つ。教師の専門性は教える教育内容についての深い理解と子ども理解に立って、授業、つまり教育活動を展開する力量を持っていなければならない。国は、国際的視野のもと、得意分野を持った個性豊かな実践的指導力のある教師が求められるとし、画一的な教師像を否定している。
近年、教師の指導力不足が指摘され、これまで尊重されてきた教師の身分に変化が生まれてきた。また人事考課など教員評価のシステムを明確にして教師の指導力を高める施策が展開されている。 教師の指導力は、教師としての自覚などを含めて考えようとするのが日本の特色である。 専門性を確保するために、教員養成を大学で行うこととし、ナショナルスタンダードとして免許状所持を資格としている。また専門性の維持、向上のために研修制度を整備している。 人事考課など教員評価を導入したり、10年経験教員研修の導入に見る評価による資質能力の向上を図るなど、専門性を高める方策を採っている。 |