29 | “[ 教員資格・養成・任用・研修” | 前のスライド | 次のスライド | ENGLISH |
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校内研修は、我が国の学校で長い間行われ、蓄積されてきた伝統であり学校文化である。
校内研修は、教師の自覚や使命感の涵養、教師の指導力の向上、教育革新への対応、子ども問題の解決、学校の教育課題の解決、新たな教育改革への対応、教育委員会からの指定研究などを目的に行われている。 とくに、教員が相互に授業を参観して協議を行う授業研究は、学校が抱える教育課題を共有して問題解決を図る上で重要な意義をもっている。 校内研修は学校経営計画の中に位置づけられ、実施運営されている。そのために校務分掌組織として研修委員会を設置し、その責任体制を明確にしている。また研修に対する評価もそこで行う。これらを行う上で、研修・研究主任の役割・リーダーシップはきわめて大きい。そこに人を得ないと、堂々めぐりの研修に陥ってしまい、研究の進展がストップしてしまう。 校内研修は、教師たちが自主的に行ってきた伝統を持っていた。組織的に校内研修を行うのはいいとしても、自分たちで自主的に行う校内研修が少なくなってきたことが気がかりである。 |