CRICED University of Tsukuba

筑波大学教育開発国際協力研究センター Center for Research on International Cooperation in Educational Development

2024.06.25

教育開発国際協力研究センター(CRICED)がSEAMEOと協働し教師教育オンラインコース開講式を実施。海外65カ国へ

2024年(令和6年)6月18日、教育開発国際協力研究センター(CRICED)は、東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)と協働してオンライン教師教育オリエンテーションを実施しました(登録7,664 名, 65カ国)。 開会では、Habibah Abdul Rahim(ハビバ アブドゥル ラヒム) SEAMEO事務局長が、日本で唯一のAffiliate MemberであるCRICEDによる貢献と、新たな4つのコースの提供する分野の重要性を紹介され、水野俊晃 文部科学省大臣官房国際課 国際協力企画室長が、これまでCRICEDが国際教育協力分野で主要な役割を果たしてきた実績、文科省事業を推進してきた実績を話題にされ、最後に本学池田 潤 副学長(国際担当)が、本オンラインコースと 文科省下本学が展開するJV-Campus との連携について説明されSEAMEO と文部科学省に協働への謝意を述べられました。
続くコース概要では、筑波大学 キャロル 犬飼 ディクソン教授が「国際バカロレアプログラ​ムに学ぶ、21世紀の探究型学習を推進する教育実践法」 筑波大学 金 玹辰 准教が「高等学校におけ​る地理的見方と考え方」 礒田 正美 教授(人間系)が「コンピュテー​ショナル・シンキング:小学校でどのように身につけるか」、「数学的思考VII:問題解決アプローチによる数学的な見方・考え方の育成;中等学校低​学年」を説明し、石原奈保 国際局専門業務職員 が CRICED のプラットフォームや配信方法を説明しました。 続いて、大庭 良介 准教授(医学医療系)が、コースコンテンツ最終登録先、文部科学省・筑波大学 JV-Campusプラットフォームを説明しました。閉会式では9月開校予定のマレーシアキャンパス入試情報の紹介ののち、John Arnold Sasi Siena (ジョン アーノルド サシ シエナ)SEAMEO 副事務局長が参加者等に謝意を述べられ閉会されました。
各コースは、教師教育の国際標準化に実践的に寄与することを目指すもので、本学研究者が中核となり、2024年度は 10か国 17機関の研究者と協働開発されています。各コースは、7月3日より CRICED サイトより4か月に渡り漸次配信されます。 受講者は、教師、教師教育者、そして研究者からなります。


<関連リンク>

オリエンテーション動画: https://www.youtube.com/watch?v=b3t9eZDvogI
SEAMEO 事務局による開講式サイト: https://www.seameo.org/Main_events/458
CRICED ウェブサイト: https://www.criced.tsukuba.ac.jp/
SEAMEOニュースレター: https://www.seameo.org/Main_news/465