2024.06.26
教育開発国際協力研究センター(CRICED)が国際共修SEA-Teacher Program第9バッチ評価会合に出席し、パイロットプログラムの成果を発表
2024年(令和6年)6月21日、22日に行われた国際共修SEA-Teacher Program*第9バッチ評価会合に、フィリピン、タイ、インドネシアを中心に70以上の大学が集い、第9バッチ実施の成果や改善点を共有しました。
SEAMEOのAffiliate Memberである本学教育開発国際協力研究センター(CRICED)は日本で唯一この国際共修を実施している機関として参加しました。
開会式では、今回の会合の共催校であるChiang Rai Rajabhat University (チェンライ ラジャバット大学)のNatthaphon Santhi(ナタポン サンティ)氏による歓迎の言葉に続き、Datuk Dr Habibah Abdul Rahim(ハビバ アブドゥル ラヒム) SEAMEO 事務局長が、SEA-Teacherプログラムを日本で試行している筑波大学を紹介され、今後の更なる協働についての期待を述べました。パネルセッションでは、CRICED石原奈保 職員がパネリストとして本学のSEA-Teacher Pilot Programでの成果や挑戦を発表しました。
SEAMEO域外でのプログラムの実施報告には多くの質問が飛び交い、活発に議論が行われました。今後、日本国内での更なるプログラムの発展に向けてSEAMEO事務局との協働を推進していくことが期待されています。
*SEA-Teacher Programとは、筑波大学がSEAMEOと共に推進する1か月間の相互交換教育実習で、東南アジアと日本の4ヵ国間で、教師を志す学生が国際共修をする2016年発足のプロジェクトです。
派遣を教育学類、受け入れを附属坂戸高校が担い、協定校であるコンケン大学(タイ)、インドネシア教育大学(インドネシア)、セントラルルソン州立大学(フィリピン)の3大学と筑波大学(日本)を交えたパイロットプログラムは2023年度で3回目を迎えました。

開会式集合写真

評価会合の様子

パネルセッションで発表をする石原職員

SEAMEO事務局長と

<関連リンク>
CRICED ウェブサイト: https://www.criced.tsukuba.ac.jp/sea-teacher/2023/
SEAMEO ウェブサイト: https://seateacher.seameo.org/
SEAMEOニュースレター: https://www.seameo.org/Main_news/468/