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T 日本の学校制度の概要
 中学校から高等学校への進学率は現在97%に達し、高等学校教育は義務教育に準じたものとなっているが、義務教育ではない後期中等教育としての性格から、生徒の多様化から多様な「受け皿」を用意することが求められてきた。それは専門課程(職業学科、総合学科)の多様化や単位制高校の設置としてなされてきたが、他方で経済の高度化による「勤労学生」のための「定時制」高校のニーズの減退や「不登校」のための「通信制」の必要性増大も生じ、多様であるだけではなく柔軟な制度運用も必要とされてきた。
 また3分の2に近い者が大学、短大、専修学校等の第3段階教育機関に進学する状況となり、生徒の適性、能力に応 じた進路保障、進路指導も大きな課題となってきている。

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