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X 学級経営・生徒指導
 日本の小学校では、学級担任教師が自分の学級のすべての教科の授業を担当する場合が多い。最近では音楽や図工などの一部の教科を専科教師が担当するケースもあるが、その場合もほとんどの教科は担任一人が行い、教科以外の道徳・特別活動や生徒指導については担任教師が指導する。したがって、学級経営は教科指導の中でも教科外のさまざまな活動の中でも行われる。
 学級は児童にとって、一人ひとりの能力や個性を発揮して自己の存在感を示したり自信を深めたりすることで、個人としての成長をとげる場である。それと同時に、多様な個性や能力をもつ同年齢の友人たちと協力したり議論したりしながら、集団として成長する場でもある。学級経営において教師は、個人としての児童一人ひとりに対する指導とともに、一つの学級集団に対する指導についても考慮するこ とになる。

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