CRICED University of Tsukuba

筑波大学教育開発国際協力研究センター Center for Research on International Cooperation in Educational Development

2024.3.13

第3回東南アジア交換国際共修(SEA-Teacher Program 3rd pilot batch)を実施

 2024年2月6日から3月5日の1か月間、本学教育開発国際協力研究センター(CRICED)のコーディネートのもと、派遣を教育学類、受け入れを附属坂戸高校が担い第3回東南アジア交換国際共修を実施しました。 SEA-Teacher Programとは、筑波大学がSEAMEOと共に推進する1か月間の相互交換教育実習で、東南アジアと日本の4ヵ国間で、教師を志す学生が国際共修をする2016年発足のプロジェクトです。

 SEAMEOのaffiliate memberである筑波大学は、現在日本で唯一のSEA-Teacher Projectへの参加大学であり、SEAMEOと文部科学省から今後このプロジェクトの魅力を広く日本の多くの大学に周知していく役割を期待されてきました。 それを受け、今回は2月27日、28日に実施された第12回SEAMEO筑波大学シンポジウム内で同プログラムに関する特別セッションを設け、今回の派遣学生と受け入れ教職員が同プログラムの魅力を日本及び60か国のからのオンライン視聴者に向けて発信しました。

 プログラムへの参加学生からは「このプログラムへの参加は自分の価値観を大きく変えた。 3か国の学生は自分とは異なる宗教、異なる文化的背景を持っていて、彼らと一緒に現地での生活を共にすることは大きな学びとなった。英語を使って授業をするという体験は、とても大変だったが、将来教員を目指すにあたり大変役立った。」という声もあり、3か国の3組織が、異なる国において協働する国際共修が学生にとって貴重な体験となったことが伺えます。

<関連リンク>

SEA-Teacherプログラム特別セッション Youtubeリンク
https://www.youtube.com/live/qRRaEj3tt10?si=olS1VukEfTYH01-7

SEA-Teacherプログラム特別セッション 会議サイト
SEA-Teacher program: SEA-Teacher session 2024 (tsukuba.ac.jp)

筑波大学教育開発国際協力研究センター ウェブサイト
https://www.criced.tsukuba.ac.jp/en/7